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アシカブ♡交換日記♡12 道川眞哉

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アシカブ♡交換日記♡12 道川眞哉

皆さんこんにちは!!
山村樹里から引き継いだ、職長の道川眞哉(みちかわ しんや)27歳です!

会社に入社して7年。足場歴は8年になります!

樹里とは現場を周ることも多くて、かわいい妹分のような感じ(笑)
図面を教えたり根がらみを教えたり、教えることで自分も復習になるし、どう話したら伝わるかな?
と考えさせてもらえるので、教えさせてくれる樹里に感謝です✨

中学卒業した後寮付きの居酒屋で働かせてもらっていたのですが、
寮を取り壊すことになったから出て行ってくれと言われ、約一年程ホームレスになりました。
その後ネットカフェの店員、ガソリンスタンド、ラーメン屋、たまご工場、
奈良で宗教関係の仕事をしたこともありました。
どんなに掛け持ちしてもお金がたまらない。
生活は厳しくなるばかり。

そんな時に足場工事会社に就職しました。
ただ一年ほど仕事をしていたのですが、当時親指のけがをして、
何の保証もないし、「俺には無理だ…」と退職してしまいました。

その後大工を経験したのですが、ここでも怪我をして心折れたそんな時でした。
ASHIBA株式会社(当時近藤仮設)の近藤豪社長と株式会社装建の社長が友人同士で、
その装建の社員に私の幼馴染みが働いていていたんです。
装建の社長に私のことを紹介していただきました。これが豪さんと出会うきっかけです。

豪さんと話をしていくと、経験した足場工事会社が同じだったり、
豪さんが行きつけの居酒屋が、私の働いてた居酒屋の常連だったりと意気投合。
そこで豪さんから「もし眞哉が良かったらうちに来ないか?」と言ってくれました。

一度経験した「足場」という仕事でもあったため、
怪我をしたという恐怖はあったものの、「自分を変えよう」と入社を決意。

入社をした後はずっと坂本義志(義さん)から足場の技術を教えてもらいました。
ただ教わると言っても、当時は「見て覚えろ」スタイルが主流だったので、
基本的に見よう見まねで作業していることが多かったです。

私は完璧主義というか、きっちりしているのが好きだったので、
どんなに帰る時間が遅くなっても翌日の現場の図面をすべて引いてきました。
豪さんから頼まれてもいないし、義さんに命令されたわけじゃないけど、
自分の中でしっかりと理解したかったので毎日続けました!
そのおかげもあって「足場」の構造を理解できるのに時間はかからなかったです!

当時義さんがあえてそうしたのか分かりませんが、自分で考える機会を与えてくれたのは感謝しか無いです。

今職長という立場に立って、教育者として今試行錯誤しています。
バリバリ動いて自ら見せる方法を試したり、
あえて自分が仕事をしないで子方にやらせて覚えさせる方法を試したりしています。

今は後者をしていて、
子方から「あいつ仕事しない。口だけ」って言われているけどそれでいいと思っています。
「あいつを超えてやる。絶対負けない」って
反骨精神でやる気になってくれればそれもまた教育だと考えています。

今は樹里をメインに教えていますが、今年の目標は私が何もしないことです。
さぼりたいわけじゃなく、子方にやらせてあげたり、
私が何もしなくてもみんな自分で出来るようになったらいいなと思っています。

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