【アシカブ交換日記】

小堀 一稀（21歳／入社1年目）

 

■半信半疑で飛び込んだアシカブ
正直、最初は半信半疑でした。
アシカブのことはSNSで見て知ってたけど、「どうせカッコつけていい事ばっか言ってるだけだろ」って思ってました。
当時は、東京で電気関係の仕事してたけど、やりがいが見つけられなくてつまらなかったんです。
変わりたいなって気持ちだけはずっとありました。
けどキッカケがつかめなくて・・・。
足場の経験はあったんです。
でも昔の足場屋って感じの所に入っちゃって、正直ブラックばっかでした。
右も左もわからない新人に怒鳴って手出してくるし、日当8,000円で1日3現場、帰りは22時は余裕で過ぎる。
朝4時起きで、保険とかなんだかんだ引かれて月15万くらい。
社長だけが良い物身に着けて、高級な物食べに行ったりしてるってのがリアルでした。
だから、もう足場なんかやるかって思ってた。

 

■覚悟と変わらぬ目標
でも、正直足場は好きだったんです。
最後って、どうにでもなれって思ってアシカブに来てみたら今までと180度違って環境が良すぎる事にビックリしました。
仲間が支えてくれるし、見てくれてるし、何より足場以外の時間も楽しい！
今は仕事がめちゃくちゃ本当に楽しいです！
目指す先もちゃんとあって、導いてくれる人もいる。
俺、今“青春してる”って感じなんですよ！
入社してすぐに決めたんです。
・1年で親方
・2年でランキング10位以内
・3年で職長
11月からランクBに上がりました！小方長も今やらせてもらってます。
正直、苦戦もあるけど、レールに乗ってる感覚は今ありますね！

■熱意だけじゃ伝わらない、大事な事
最近は「人との関わり方」ってすげぇ大事だなって感じてます。
前は自分の熱意が伝わらないとムカついて、自己中になって、
「もう辞めます！」なんて腐ってた時期もありました。
でも、尊敬してる根本さんと康太さんに言われたんです。

「なんでそんなに周り気にしてんだよ。やりたいことやればいいじゃん。めそめそしてんなら辞めちまえ！」って（笑）

その言葉に、ガツンとやられて
「この会社にいてよかった」って本気で思いました。
間違ってもいい、転んでもいい、挫けたらまた立ち上がればいい。
そう思えた瞬間でした。
最近は10代の子たちを益子がうまくまとめてくれてて、頼もしいなって思ってます。
忙しい中で小方会議を無理にやるより、ヤードで声をかけたり、みんなと飯行ったり、そういう方が大事だなって。

■憧れを超えていく存在に
職長たちは本当にすごいです。
康太さんは現場も人も全部完璧。
初めて一緒に回った時、「これがナンバーワンか」って心の底から実感しました。
花さんは人を惹きつける力がすごいんですよ。
ヤードで話してると自然と人が集まってくるし、ああいう人たちを見てると、「技術だけじゃ上には行けないんだな」って感じます。
俺の目標は、職長6人のいいところを全部吸収して、
“違う形の1位”になること。
憧れで終わりたくない。
超える側の人間になります！
まだまだ未熟だし、勢いだけで空回る時もあるけど、
いつか俺が、誰かの“青春のきっかけ”になれるように頑張ります！